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情緒の安定を大切に考える

子供たちのための「ふつう」の場所

大人の社会が驚くほどのスピードで変化していたとしても、園の中で子供たち同士が作る社会は、今も昔も大きくは変わっていないように思います。

いつの時代でも母親のそばが子供にとっての安全地帯であるように、安定した情緒の成長には、どこか懐かしい「ふつう」の場所で過ごす時間が大切なのかもしれません。

遊びの中からの幼児教育

目をかけ、声をかける

子供たちは周囲の人とのやり取りや遊びの中から日々様々な事を学んでいます。
少し乱暴な言葉遣いをしたがる時期がくるのも、年長さんが年少さんたちのお世話をしたがるのも自然な成長の姿です。

幼児教育の祖といわれるフレーベルは、不自然な早期教育ではなく、子供たち自身の自発的な相互活動である「遊び」に着目し心の発達に寄り添った情操教育を提唱しました。

私達は、大人の都合にあわせた「おべんきょう」や「練習」ではなく、子供たちひとりひとりの日々の変化を注意深く見守り適切なタイミングで穏やかに声をかけてゆくことによって、のびのびとした心の成長をお手伝いしたいと考えています。

園長先生による口演童話(月1~2回)

童話は心のミルクです

園長先生の童話に、子供たちは釘付けです。その表情は、ある時はビックリし目をまん丸に、可笑しい時は背をのけぞらして大声で笑います。その生き生きとした表情は、本当に童話の世界に入っているかのようです。おじいちゃん、おばあちゃんから、昔話を聞いた時代は、はるか昔の事となりました。ですから、これからも口演童話は、続けて行きたいと思います。

園長先生の一言

幼稚園の庭にタイコバシがあります。そのタイコバシに、自分で登りたくて登って落ちた場合と、登らされて落ちた場合では意味がまったく違います。登りたくて登った子どもは落ちて泣いても、またすぐに挑戦して登ろうとします。逆に、登らされて落ちた場合は、ああ、ひどい目にあったとしばらくは登ろうともしない。場合によっては、タイコバシが嫌いになったりします。幼児教育は、本人がやる気になってやる自発活動でなければいけないのです。

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上宮幼稚園
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